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「超怖い話」お気に入り話選

オレの愛読書の一つとして「超怖い話」シリーズってのがあります。
出版社を変えながら消えては復活を繰り返してきた伝統のシリーズ。
そこいらの夏になると増殖する有象無象とは違います。
ただ、もう10年近くシリーズ続いているのでその話数も膨大なものに。
自分でもあの話は何巻だったっけと思うこともしばしばです。
そこで自分のお気に入りの話とコメントを掲載することにしました。

ただし怖い話ってのはやはりオチが重要なので話の詳細についてはご自分で購入して調べてくださいな。オレもかつては古本屋を駆けずり回りました。
# by kayama_mk2 | 2006-04-13 20:21 | 超怖い話

アンデッド 感想

オーストラリア産のホラー映画。
彼の国の映画で真っ先に思い出すのは「マッドマックス」ですが、なんか雰囲気的に似たようなものが。

ストーリーは隕石の影響で人々がゾンビ化してさあ大変と説明の必要もありません。
終盤なんと宇宙人が登場、いまいち何をしたいのか分からない宇宙人の行動に事態はますます深刻に。
実はこの宇宙人、ゾンビ化した人の治療に来たらしいんですがあからさまに怪しいために主人公達怖くなって逃げ出します。
さらにそれを追うものだから主人公達さらに逃走、行く先々でゾンビ殺戮と負のループがここに完成。
どんなに親切でもアプローチの仕方が悪いと逆効果にしかならないという教訓を教えてくれる映画です。
宇宙人の1人は主人公達に射殺されたし。

農夫の無駄なガンアクションが格好よかったです。しかし一体何挺拳銃隠し持ってるのだ彼は。
肉食ってるやつらの頭脳でしか考え付かないような三連装ショットガンがこの映画を象徴してます。
それにひきかえほぼ存在感のない主人公ミス・バークレー。得意技が豚2頭をロープでくくるってミスとしてはどーなんでしょうか、むしろマイナス要素なのでは。

冒頭の隕石の爆発、ピンポイントで人々に直撃するその破片、まさに奇跡がそこかしこで!
B級っちゃあB級なんですが、監督が目指していたのが「子供のころに見ていたような昔ながらのホラー映画」なんで方向性は間違っていません。
むしろマニアなら一度は考える「オレがホラー作ったらこうするのに」って夢をかなえた男!
また、この映画低予算で作られたらしくメイキングでその苦労がしのばれます。
・撮影期間は41日間。
・通常の映画なら1日17カットのところを40~50カット。
・店舗のセットの予算は800ドル。
・スタント雇う金が無いため、役者が常に体を張る。
・CGは監督達の自分のパソコンで作った。
本編よりもメイキングのほうが楽しいですよ。いっそのこと「ホラー映画を頑張って作る若者達」って感じの映画にすればよかったのに。

能天気なBGM、首が飛んだり真っ二つになったり脳みそ喰ったりといまどき中々見れないゴア描写、そしてこれぞB級といったラスト。
そうだ、この映画は我々を80年代へいざなうタイムマシーンなのだ。
オーストラリアってのんきそうな国ってイメージあるんですが何故このような退廃的映画ばかり生産されるんでしょうかね。
# by kayama_mk2 | 2006-03-13 00:21 | 映画

劇場版学校の怪談

シリーズ1作目。旧校舎に閉じ込められた教師と生徒の恐怖の一夜を描きます。
しかし何ゆえ埴輪なのか。何故に埴輪を壊したせいで妖怪が学校にあふれだすのか。

前半は口裂け女、歩く人体模型、廊下を歩く大きな足など見ていて飽きない構成です。
小学生の時分でしたら、うひゃーきゃっほーと大騒ぎしながら見れること請け合い。
しかしながら後半は「バイオハザード」に出てくるような怪物が登場。つーか完全にモンスタームービーに。
対象が子供ということを考えれば及第点じゃないかと。

それにしても「ゲロ兄」って史上何番目かの屈辱的ニックネームですね。
# by kayama_mk2 | 2006-03-10 01:23 | 映画

チャーリーとチョコレート工場 感想

チャーリーは町外れのひしゃげたボロ屋に住む自他共に認めるプアボーイ。
おまけに親父がリストラされて早くも人生進退窮まります。
そんなとき世界一のチョコレート工場の主、ウィリー・ウォンカが5人の子供達を工場に招待すると発表。
果たしてチャーリーはチケットを入手できるのか、秘密の工場の秘密とは?
さあどうするプアボーイ。

チャーリー以外の4人はありとあらゆる手段でチケットを入手するんですが、このガキめらがクセモノぞろいで全く感情移入できませぬ。
個人的には工場の中のめくるめく狂気の世界を期待してたんですが、ファンタジーの範囲内で収まってます。
ゆえに家族でも見ることができる安心仕様。
もちろんダークな部分もあってクソガキどもが次々に血祭りに上げられます。
結構嫌な感じのクリーチャーに大変身したりとここは見所。
子供が1人消えるごとに工場で使役されてる小人ウンパルンパの歌が入り、素直に楽しいです。

チャーリー以外の子供達は余計な事ばかりして一人づつ自滅。
最終的に当たり障りのないコメントをしてきた目立たないプアボーイが幸運を手に。
ホントにこんなんでいいんスか?だってこのプアボーイ、拾った金でチケット手に入れたんだぜ?
俗に言う遺失物横領ってやつです、たぶん。しかもそのことについては全く悩まないし。
むしろプレミアチケット売る気まんまんの俗物ボーイでした。

あとウォンカさんは人の家の屋根ぶっ壊したんだからそれくらいは直して帰って下さい。

途中で眠くなったのは不思議と驚きと狂気が入り混じった従来のティム・バートン世界を期待しすぎたのかなあ。
ウォンカって人は精神破綻者ではなくて、子供じみた人でした。そこら辺物足りなかったかも。
「ちょっといい話」ってやつが見たくなったらどうぞ。
# by kayama_mk2 | 2006-03-08 01:50 | 映画

はしゃぎすぎるから死んじゃうんでしょッ!お調子者。

見てきました、機動戦士Zガンダム 星の鼓動は愛。
ちなみにネタバレですんでご注意をば。

色々と言いたいこともありますが、全体的にはまとまってた方だと思いますよ。
「誰も予想しなかったラスト」なんていってたんでオレはラスト30分は実写の富野御大が延々読経(扉は鍵かけられて帰れない)とか思ってましたが、誰もが想像するような安心ラストでしたし。
何よりシャアが7歳のミネバ様にガンくれて泣かすっつー名シーンが残されてただけで満足です。

しかしまあ展開速いです。原作見てなきゃ全くわからないほどに。
具体的にはロザミアいつ死んだのよ、何でラストでZガンダムにとり憑いちゃってるのよ!って感じに。
劇中シロッコが
「事態は見えてきた、後は簡単だ。」
なんて言いますが見てるほうは混乱の極みです。

新作カットも多いし、結構見所ありますよ。ボリノーク・サマーン大活躍。
個人的にはラーディッシュのリーゼントのあんちゃんはどうやってノーマルスーツのヘルメットかぶったんだと思いました。

ラストのカミーユ達とアーガマとのやり取り、サエグサのあまりの挙動不審ぶりにシロッコが間違ってサエグサの魂を連れて行ってしまったのかとハラハラしました。あと、続編作る気ないなら豚泥棒は生かしておく必要ないかと。

今日のタイトルは新規追加されたセリフ。聞いててウーロン茶吐きそうになりました。
# by kayama_mk2 | 2006-03-06 22:45 | 映画