福井晴敏 終戦のローレライ読了
いや、オレは先に映画を見たんで期待しないで読んだんですが、面白かったですわ。 伊507が日本軍に編入されてから撃沈されるまで、非常に丁寧に描写されています。 だからいざ沈む時も感慨ひとしお。 登場人物一人一人にドラマがありました。 しかもこの作品、オレの大好きな展開である後日談で幕を引いてるんですよ。 なんつーか、読んでるときに感じたんですが、この作品ってライトノベルっぽい気がしたんですよ。 ライトノベルの定義自体よくわからんのですけど。 理由は戦争を中心に持ってきても、中身はボーイ・ミーツ・ガールモノだからかとも思ってたんですが、基本的にガンダムなんですよ。 寄せ集めの部隊に、新造艦、そして新兵器。 単独での作戦行動に最後は日本の危機を救うための独断専行と、こいつはまさしくガンダムですわ。 まあ、いくらローレライシステムがあっても運用してるのは既存の技術の潜水艦なわけで、実際はこんなにうまくいくとは思えんのですが、 そこはフィクションということで。 読んだのは文庫版なんですが、結構サクサク読めると思います。
by kayama_mk2
| 2008-08-21 16:37
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