第三紀433年 薪木の月 1日
昨日は夕方近くになってスキングラードに到着。 ここは帝都~クヴァッチ間の中間点にある帝国でも2番目の都市だ。 セモベンテは街にはつれて入れないので城門の外でお留守番。 オレは装備を整えがてら街を見物することにした。 さすがに大きな街で、見るところもたくさんあった。 しかしながらクヴァッチまであとわずかなので出発することに。 今夜は夜通し西に向かうことにする。 門を出てさあ出発とセモベンテに跨るといきなり衛兵が周りを取り囲んできた。 見知らぬ男がオレに向かって「ドロボー!」と言ってきやがる。 はて?と思ったらこの馬、セモベンテそっくりの別のまだら馬でした。 「ユーには三つの選択肢がある、牢屋に入るか、罰金払うか、ここでミンチになるか、アーハン?」 と屈強な衛兵に凄まれ、泣く泣く罰金払う羽目に。 全財産の半分失いましたわ。 とぼとぼと兵舎から出て、じゃあ出発するかとセモベンテを探したら居ねぇ、どこにも居ねぇ! 出会って2日目で早くも愛馬を失った。 悔しさに泣きながらクヴァッチまで走って行きました。 第三紀433年 薪木の月 3日 もう何日たったのだろう。 空も、周りも、植物も、何もかも赤、赤赤赤。 地獄が存在するとしたらここなのだろう。 ここは地獄の一丁目、オブリビオンゲート内。 クヴァッチに到着したオレを待っていたのは破壊されて炎を上げる街と不気味なオブリビオンゲート、 街を開放するため協力を依頼してきた衛兵部隊だった。 衛兵隊長「ゲートの中が超ヤべーことになってるからちょっと行ってみてきてよ、アーハン?」 まあメチャクチャ行きたくなかったが仕方がない、ゲート内に侵入することにした 内部には衛兵の生き残りがまだいた。 これは心強いと一緒に進んだら、初めの角で声がしなくなったので見たら死んでた。ホントに地獄ですわ、ここ。 もはや矢も尽き、防具の修理用ハンマーも折れ、どーなるのよ、オレ。
by kayama_mk2
| 2007-08-13 01:15
| オブリビオン
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