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超怖い話 勁文社文庫 安藤君平編著

超怖い話 勁文社文庫 安藤君平編著
 ・第一章 霊界からのメッセージ
 ・第二章 自宅で起きた怪奇現象
 ・第三章 日常に潜む魔の空間
 ・第四章 物にまつわる奇談
 ・第五章 得体の知れぬ不可解な話
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・古い家で見たこと
 作者が幼いころに体験した怪異。
 ある夜ふと目を覚ますと部屋の様子がおかしい。
 そこで壁のところで見たものは。
 
 目を覚ましたときの状況がステキです。
 じんわりとした恐怖感が素晴らしい。
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・朝5時の訪問者
 大学時代、アパートで友人たちと飲み会をした作者。
 朝になって起きると部屋の扉が開けたままになっている。
 友人は「明け方5時頃に客が一人来た」というのだが。

 これはともかく部屋に入ってきた客のインパクトにつきます。
 かなり好きな話。
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・見なかったことにしよう・・・・・・(その三)
 大久保にあったアパートの話。
 真夜中にビデオを見ていると自分のジーンズのうえに何かの影が。
 ふと上を見上げるとそこには真っ白な手が。

 何者かの手が頭上を舞うのも恐ろしいですが、手の描写がいかにも「超怖い話」チックです。 
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・開かずの離れの人形奇談
 東京都下の旧家の話。この家には庭園の中に数々の怪異が起こるいわくつきの離れがあった。
 友人と酒を飲んだ息子は扉の御札をはがして中に入ってしまう。
 そこで彼は古ぼけた日本人形を発見する。

 開かずの離れの描写も怖いんですが、何よりもこのあと息子がとった行動がスゲェ。
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・ラブホテルの怪異
 横浜伊勢崎町のホテルの話。
 部屋に入った途端に彼女はトイレで吐き続け、男はベッドの上で金縛りに遭う。
 苦しんでいると顔の横に足袋を履いた足が現れる。

 オチも結構怖かったです。初期の話では数少ないまともな怖い話。
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・電柱から生えた老婆
神保町の編集プロダクションの話。
 夜の9時、台風の中を帰っていった2人が会社に駆け戻ってきた。
 その理由。

 タイトルそのまんまな話ですが、老婆の描写が良かったので。
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・長崎の少年
 ある編集者が長崎に出張に言ったときの話。
 12時過ぎ、居酒屋から帰る途中の坂道で不思議な少年に出会う。

 内容も良いんですがタイトルが昭和の青春小説みたいなので。
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・顔だけは見たくない!
 北軽井沢のロッジの話。
 夜に洗面所で歯を磨いていると目の前の鏡に映っているバスタブの蓋がずるりと横に滑った。
 そしてそこから1本の手が伸び、続いて肩、髪の毛と女が這い出してきた。

 コレも正統派。軽井沢を舞台にした怖い話は意外と多いです。
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・送られてきた巻き物
 ごく平凡な一家のもとにある日小包が送られてくる。送り主は不明
 中身は一本の巻物だったが、その内容は驚愕すべきものだった。

 今作で1,2を争う好きな話。最後の電話もイカス。
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・ろくろ首
 大阪の話。かくれんぼうをしていると、築地の向こうからこちらを見る女の顔が。
 
 子供のころに見た怪異。こういうのってその後に大きな影響ある気が。
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by kayama_mk2 | 2006-04-13 20:24 | 超怖い話

「超怖い話」お気に入り話選

オレの愛読書の一つとして「超怖い話」シリーズってのがあります。
出版社を変えながら消えては復活を繰り返してきた伝統のシリーズ。
そこいらの夏になると増殖する有象無象とは違います。
ただ、もう10年近くシリーズ続いているのでその話数も膨大なものに。
自分でもあの話は何巻だったっけと思うこともしばしばです。
そこで自分のお気に入りの話とコメントを掲載することにしました。

ただし怖い話ってのはやはりオチが重要なので話の詳細についてはご自分で購入して調べてくださいな。オレもかつては古本屋を駆けずり回りました。
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by kayama_mk2 | 2006-04-13 20:21 | 超怖い話